ウニテリオス:セミリタイアして静かに暮らしたい

なるべく働かずに暮らしたいので資産運用をがんばるド素人。あと資格とかアニメとか特撮とか玩具とか。

AKITA特撮SELECTION スペクトルマンを買ったよ

2018年1月、突如AKITA特撮SELECTIONなるレーベルでスペクトルマンのマンガが復刻されました。

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このレーベル、なかなか続巻の情報が出てこないのでやきもきしているんですが、とりあえずスペクトルマンの紹介でもしてみようかと思った次第。

写真は2冊だけど、全5巻買ったよ。

 

スペクトルマンとは

スペクトルマンとは70年代の巨大ヒーロー特撮です。まぁwikiでも見れば分りますね。

今でも続いているウルトラマンをつくった円谷プロや、仮面ライダーをつくった東映とは違い、今は無きピープロの製作。

公害を扱った社会派なストーリーもありつつ、怪獣がヘンテコな踊りを踊ったり、ヒーローが上司に逆らえないサラリーマンだったり、独特の内容。

宇宙猿人ゴリ宇宙猿人ゴリスペクトルマンスペクトルマンとタイトルが何度も変わったことでも有名ですね。

ぼくはTV版も好きで、生首ケースがついたDVD買いましたよ。

スペクトルマン DVDボックス

生首、めっちゃ邪魔!

そのTV特撮をマンガ化したものが一峰大二先生作、冒険王・週刊少年チャンピオンスペクトルマンになります。

一峰大二先生は特撮ヒーローのコミカライズものを大量に書いてますが、個人的にはその中の最高傑作がスペクトルマンと思っています。

泥臭い雰囲気がTVのスペクトルマンともピッタリマッチ。2話完結で間延びした感があるTVよりテンポ良い話も多く、わかりやすいトンチに効いた怪獣の倒し方等々、とても楽しいマンガです。

幼少の頃、兄弟が持っていたと思われる単行本を読んだ記憶があって、特にずっと忘れられなかったのが吸血怪獣バクラーの回。バクラー配下の吸血鬼が、血をすった人間をペラペラにして丸めてゴミ箱に捨てるんですよ~最高でしょ!

このスペクトルマンのマンガですが、単行本化されるのはこれで3回目です。

1回目の単行本化(1971年)

1回目は70年代、TVのスペクトルマンが放送され、マンガが冒険王に連載されていた当時に、秋田書店から発売されたもの。これは最終回が載っていません。

途中までしか載っていない単行本っていうのは、昔はよくありましたね…。

2回目の単行本化(1999年)

2回目は90年代に、プロローグの絵物語や未収録回、最終回を収録した完全版!との触れ込みで角川書店から発売されたもの。

実は、連載当時の最終回は敵ボスの宇宙猿人ゴリ&ラーとの決着がつかずに終わっているのですが、決着をつける完結編を書き下ろしているのも大きな特徴です。 

90年代末期はコミカライズものブームが起きた時期で、他には双葉社大都社などもコミカライズものを発売していました。これは、まんが秘宝の「ぶっちぎりヒーロー道」が火付け役であったと記憶しています。

何度も読んだなぁ~これ。

ぶっちぎりヒーロー道 (洋泉社MOOK―まんが秘宝)

このスペクトルマン2回目の単行本化ですが、完全版…の割りに問題があります。

最大の問題は、編集者の大ポカで「脳波怪獣デイサイドマン」の巻が未収録であること。致命的ですね。

編集者は後から読者の指摘で気がつき、この未収録話はなんと!怪傑ライオン丸の単行本に収録されています。

いや、そりゃ同じピープロで後番組だけどさ…。

もう一つ大きな問題は、最終回の原稿が見つからず、雑誌取り込みで画質が悪いことです。これは当時、だいぶガッカリしました。

でもまぁ、この先スペクトルマンがまた出ることも無いので、これで我慢するしかないだろう…と諦めていたんですが、何故か発売されちゃったのが今回の3回目の単行本化です。 

3回目の単行本化(2018年)

3回目となる今回は、2回目の単行本化での欠点が解消されています。

・脳波怪獣デイサイドマンが収録。

・最終回が美麗バージョンで収録。

また、角川版での特徴であった、プロローグの絵物語や書き下ろし最終回はどうなるのか?とちょっと不安でしたが、全て収録されています。

更に、後年雑誌にて掲載された「帰ってきたスペクトルマン」も収録されています。これは読んだこと無かったので嬉しかったです。

現時点では最高だし、今後発売されることもさすがに無いかと思いますが、ちょっと不満もあります。

3回目の単行本化の不満点

3回目の単行本化の個人的な不満点の一番は、カラーページ(扉絵等)が、すべて巻頭にまとめられてしまっていること。巻中にカラーページを持ってくるのが難しいであろうことはわかりますが、ぶっちゃけマニア向けなのでそこまでやって欲しかったな、と。

あとTV版の怪獣図鑑みたいのがついているんですが、これも意図がよく分らず。白黒で小さくてよく見えないし、どうせやるならマンガ版との比較みたいなものなら良かったんですけど…。

AKITA特撮SELECTIONの今後は?

さてこのスペクトルマン、AKITA特撮SELECTIONなるレーベルとなっています。特撮というからにはおそらく、冒険王掲載の特撮コミカライズがメインであろうかと思います。

やっぱり一峰大二先生のピープロものかなぁ?

角川版の怪傑ライオン丸で雑誌取り込みだった最終回の美麗版とか、角川版で発売あれなかった鉄人タイガーセブンとかを期待したいところ。

が、続報が無くてなんか不安~^^;